バッテリテストシステム
PFX2000シリーズ

概要・特長

パルス充・放電対応!!
5V/5A、25W×2チャンネル(PFX2011)
10μA分解能、低レートに対応するLowレンジ搭載(PFX2011)
20V/10A、200Wの高容量に対応(PFX2021)
電力回生機能搭載(PFX2021)
製品ギャラリー


ラインアップ

PFX2011 充放電電源ユニット(5V/5A/25W×2CH)
PFX2021 充放電電源ユニット(20V/10A/200W×1CH)※
PFX2332 5ユニット用フレーム
PFX2121 コントロールユニット
SD002(BPChecker2000) アプリケーションソフトウェア
PFX2211 インピーダンス測定ユニット
TL02-PFX(1M) インピーダンス測定用ケーブル ケーブル長:1m
TL02-PFX(3M) インピーダンス測定用ケーブル ケーブル長:3m
TL02-PFX(5M) インピーダンス測定用ケーブル ケーブル長:5m
TL04-PFX PFX2011用 負荷ケーブル(7m)、キット品
TL06-PFX PFX2011用 負荷ケーブル(7m)、組立済製品
TL05-PFX PFX2021用 負荷ケーブル(7m)キット品
TL07-PFX PFX2021用 負荷ケーブル(7m)組立済製品
※旧タイプの5ユニット用フレーム(PFX2331)でPFX2021を動作させることはできません。

概要

デスクトップでの小規模システムから
最大240チャンネルの大規模システムまで
自由度の高いバッテリ評価試験をサポートします。

PFX2000シリーズは、数多くの電池評価用特注システムを手掛けてきた実績とノウハウをベースに開発されたバッテリテストシステムです。
本製品は充放電電源ユニット(PFX2011またはPFX2021)をフレーム(PFX2332)に収納するユニット構造を採用。これにより、1セルの小実験から最大120ユニット(全てPFX2011の場合最大240チャンネル)の大規模システムまで、必要なチャンネル数に過不足なく対応できます。また、メンテナンスの必要となったユニットのみの交換(HOT PLUG対応)でシステム全体を止めずに試験続行できる高可用性も実現いたしました。

各チャンネルは完全に独立しており、異なる試験条件、タイミングによる制御が可能。動作異常や操作ミスによる試料破壊を防ぐ保護機能(OVP、UVP、OHP等)も充実しています。

PFX2021(200Wユニット)においては、放電モードに「20値CCパルス、20値CPパルス」を装備。パルス放電時の電流計測にはVFコンバータを採用し、変化する電流を高速に計測し、容量測定を高精度に実現していますので、パソコン、デジタルカメラ等の充放電シミュレーションにお使いいただけます。さらには、放電時の内部損失を動作(充電)電力に再利用する「電力回生機能」も搭載し、充放電電源としての完成度を向上した製品となっています。

また、PFX2000シリーズの制御に使用するアプリケーションソフトウェア(BPChecker2000)は、エスペック社製恒温槽制御(連動試験)に対応(最大6台)。オプションのインピーダンス測定ユニット(PFX2211)も組み合わせれば、インピーダンスの値取りを含めた、温度特性試験の自動化も可能です。

セル、モバイルフォンの特性評価に…
PFX2011(5V-5A 25W 2CH)

  • CH完全独立
    ユニット内の2CHは、完全に独立。異なる試験条件での制御が可能です。
  • 8値CCパルスモード
    GSMやPDCのバーストパターンを再現する定電流パルス放電モード
  • High/Low電流レンジ
    分解能0.1mAのHighレンジと分解能0.01mAのLowレンジの2レンジ切り替え。Lowレンジでは1mAでの再現性と精度を実現できますので、モバイル機器の待機電流シミュレーションに…
  • パルス充電
    定電流パルス、PWMパルス等高度な充電器シミュレーションが可能に…

ノートパソコン、デジタルカメラ等の特性評価に…
PFX2021(20V-10A 200W)

  • 20値CPパルス放電機能
    DC/DCコンバータを用いた定電力負荷の変動シミュレーションに…
  • 20値CCパルス放電機能
    定電流20値パルス放電モード標準装備。
  • VFコンバータ搭載
    パルス放電時の過渡時の変化も漏らさず計測。容量、電力量をリアルに測定。
  • 電力回生機能
    放電時の内部損失を動作電力に再利用する省エネモード搭載
  • パルス充電
    定電流パルス、PWMパルス等高度な充電器シミュレーションが可能に…

PFX2011と2021の仕様比較

ユニット形名 PFX2011 PFX2021
出力数 2 1
充電電流範囲 0.0mA〜5000.0mA
(High レンジ)
0mA〜10000mA
0.00mA〜500.00mA
(Low レンジ)
充電電圧範囲 0.0000V〜5.0000V 0〜20.000V
充電モード CC/CC-CV/PWMパルス
放電電流範囲 0.0mA〜5000.0mA
(High レンジ)
0mA〜10000mA
0.00mA〜500.00mA
(Low レンジ)
放電電圧範囲 ‐0.5000〜5.0000V ‐2.000〜20.000V
最大充放電電力 25.00W 200.00W
放電モード CC/CP/CC8値パルス CC/CP/CC20値パルス/CP20値パルス
測定パラメータ 電圧/電流/容量/電力量/温度/High電圧/Low電圧

特長

パルス充放電機能

パルス充電モードを搭載し、高度な充電器シミュレーションや充電方法の研究、開発への対応が可能です。またPFX2021では20値でのCPおよびCCパルス放電を装備。ノートパソコンやデジタルカメラ用パック電池の放電シミュレーションに対応できます。

多彩な充放電終止条件

充電終止および放電終止条件に電圧、時間、温度などを指定することができます。

高精度な計測機能

電圧・電流の計測には24ビットADコンバータを採用し、高精度な計測を可能にしています。また、温度管理された基準電圧回路を内蔵していますので、高い安定度が確保されています。パルス充放電では、16ビットDAコンバータと高速ADコンバータをフルに活用することで、複雑な電流波形の発生、任意ポイントの電圧計測、パルス電流の計測が可能です。さらに、平均電流測定専用のV/Fコンバータを搭載し、パルス電流の過渡状態も忠実に測定できます(PFX2021のみ)。立上り、立下り時のアンバランスによる電流測定誤差を最小限に抑えています。

温度計測機能

サーミスタ(PFX2332に付属)を測温体とした簡易温度計測機能を搭載し、チャンネルごとの温度計測が可能です。また、保護機能としてOTP(過温度保護)を設定できるほか、dT/dt(単位時間当たりの温度上昇)、MaxTemp(最大温度)を充電終止条件として指定できます。

システム信頼性の向上

OVP(過電圧(過充電)保護)、UVP(低電圧(過放電)保護)、OHP(過熱保護)などの各種保護機能、およびウォッチドックタイマ(システム監視)を搭載し、システムの信頼性の向上を計っています。特にOVP およびUVP には、ソフトウェアによる保護とハードウェアによる保護の2重の保護機能が用意されています。また充電/放電/休止の切り替えにMOS FETを採用し、長期連続サイクル運転に耐える信頼性を確保しています。

電力回生機能

放電試験時に一定以上の内部損失が生じると、その損失を動作電力として利用する電力回生機能を搭載しています。システムの小型化、省電力化、および廃熱量の低減に貢献します。(PFX2021のみ)

高入力抵抗の電池電圧検出用端子

電池電圧検出用端子は高入力抵抗(10GΩ)で漏れ電流が極めて少ないため、休止中に電池を放電してしまうことはありません。

1ユニットに独立した2chを内蔵

2つのチャンネルは完全に独立しており、それぞれのチャンネルに異なった試験条件を設定できます。(PFX2011のみ)

HOT PLUG対応

STANDBY状態ならばユニット用フレームの電源を遮断しなくても充放電電源ユニットを交換することができます。

フレーム間はTP-BUS接続

5ユニット用フレーム間およびコントロールユニットとの接続はTP-BUSを採用。TP-BUSからフレームを外す場合も他のフレームの電源を遮断する必要がありません。

多チャンネル対応コントロールユニット

コントロールユニットPFX2121は1台で120チャンネル(制御対象が全てPFX2011の場合)と多チャンネルに対応します。また、PCとの接続はUSBなので、USBが搭載されたPCならば他のインターフェースボードを用意する必要がありません。なお1台のPCに2台まで接続可能です。

ページトップへ ▲