多機能 直流電子負荷装置
PLZ-4Wシリーズ

概要・用途・特長

165W・330W・660W・1000Wの4タイプ、計5モデル
0V入力対応(PLZ164WA、PLZ664WA)
最高スルーレート16A/μs(立上り時間換算10μs)の高速応答
定電流・定抵抗・定電圧・定電力など6つの動作モードに対応
タイマ機能と時間・電圧計測機能により電池の放電特性評価が可能
ブースタによる大容量化を実現(PLZ1004W)
シーケンス機能、スイッチング機能搭載
写真上:タイプI(165W・330W)/写真下:タイプII(660W・1000W)
スイッチ変更 ●前面スイッチ変更のおしらせ

2011年出荷分より、、前面POWERスイッチを右図のように変更しております。(2011.4.26)
製品ギャラリー


ラインアップ

PLZ164W 165W、1.5〜150V、33A、多機能電子負荷
PLZ334W 330W、1.5〜150V、66A、多機能電子負荷
PLZ1004W 1000W、1.5〜150V、200A、多機能電子負荷
PLZ164WA 165W、0〜150V、33A、多機能電子負荷
PLZ664WA 660W、0〜150V、132A、多機能電子負荷
PLZ2004WB 2000W、1.5〜150V、400A、PLZ1004W用ブースタ
<姉妹製品>PLZ-4WLシリーズ
0.3Vで100Aをフルロードできる低電圧・高速大電流タイプ[詳細はこちら]
<姉妹製品>PLZ-4WHシリーズ
650Vまでロードできる高電圧タイプ[詳細はこちら]

大容量モデルもあります(スマートラック/ロードパック)[詳細はこちら]
PLZ5004W SR 5000W、1.5〜150V、1000A、スマートラック
PLZ7004W SR 7000W、1.5〜150V、1400A、スマートラック
PLZ9004W SR 9000W、1.5〜150V、1800A、スマートラック
PLZ9004W LP 9000W、1.5〜150V、1800A、ロードパック
PLZ11004W LP 11000W、1.5〜150V、2200A、ロードパック
PLZ13004W LP 13000W、1.5〜150V、2600A、ロードパック

概要

近年のトレンドである「半導体の低電圧化・高速化」は、パワー部となるスイッチング電源、バッテリ、DC/DCコンバータ等への要求であるとともに、試験に使用される電子負荷への要求事項でもあります。またクリーンエネルギーとして期待される「燃料電池」の研究開発においては「0V(ゼロボルト)でも電流が流せること」、またセルを積み重ねたスタック試験にも対応できる「容量拡張性」を求められています。これらの要求に応えられる電子負荷としてPLZ-4Wシリーズは開発されました。
PLZ-4Wシリーズは定電流、定抵抗、定電圧、定電力、定電流+定電圧、定抵抗+定電圧の6つの動作モードをもつ、高性能の直流電子負荷装置です。
最高スルーレート16A/μs(*1)の高速応答と10μA(*2)の最小設定分解能に加え、ソフトスタート機能、可変スルーレート、スイッチング機能、ABCプリセットメモリ、100本のセットアップメモリ、シーケンス機能、またタイマ機能と時間・電圧計測機能の組み合わせにより電池の放電特性評価を可能にするなど、多彩な機能を備えています。
また被試験物の出力に応じて電流容量や電力容量を拡張する機能として、マスタスレーブ方式による並列運転(*3)のほか、PLZ1004Wについては専用のブースタ(PLZ2004WB)を使用して最大9kW、1800Aまで対応することができます。
通信機能としては、GPIB、RS-232CおよびUSB2.0を標準装備。各インターフェースは、IEEE488.2に加え、SCPI(Standard Commands for Programmable Instruments:試験・計測装置向けに考案された共通コマンド)にも対応しています。

*1:PLZ1004W
*2:PLZ164/164WAのLレンジにて
*3:同一モデルにて最大5台まで(マスタ1台+スレーブ4台)

用途(例)

  • デジタルカメラ用バッテリのCPパルス放電に…
  • 携帯電話用充電回路の実負荷シーケンスに…
  • 燃料電池セル/スタックの評価に…
  • 高効率スイッチング電源の効率測定に…
  • サーバー用低電圧大電流DDコンバータの評価に…
  • PDA用DDコンバータの性能評価に…
  • ACアダプタの評価に…

特長

高速応答

定電流モードでは、電流の立上り、立下りスルーレートで最高16A/μs(PLZ1004W)、立上り、立下り時間換算で約10μsの高速動作が可能です。直流電源の過渡応答試験や擬似負荷として、実負荷に近いシミュレーションが可能になります。

高精度・高分解能

3レンジを内蔵し、広いダイナミックレンジと高精度を両立しています。最大5桁表示の電圧・電流・電力測定機能と、10μA(PLZ164/164WAのLレンジにて)の最小設定分解能を実現しています。

可変スルーレート

定電流モード、定抵抗モードでは電流スルーレートを連続可変できます。スイッチング動作時の配線インダクタンスによる過渡的な電圧降下や、定電圧電源等のトランジェントの抑制が可能です。

0V入力対応

PLZ164WA、PLZ664WAは入力動作電圧0V(ゼロボルト)モデルです。燃料電池の単セル試験では必須の性能です。また、低消費電力化および半導体プロセスの微細化のため、半導体デバイスはますます低電圧化されており、これらの電源の評価にお使いいただくことができます。

並列運転およびブースタで大容量化が可能

同一モデルにおいて最大5台(マスタ1台+スレーブ4台)までの並列運転が可能です。またPLZ1004Wについては専用のブースタ(PLZ2004WB)を使用して最大9kW、1800Aまで対応します。

負荷シミュレーションが可能にするシーケンス機能

シーケンス機能として、最小1ms間隔で最大256ステップのノーマルモードと、最小25μs間隔で最大1024ステップのファーストモード(CC、CRモードのみ)を装備しています。

外部コントロール機能

外部電圧または抵抗によるリモート・コントロールおよび、TTL信号によるロードオン・オフ、電流モニタ出力等が可能です。

セットアップメモリ機能

パネル設定を保存できます(最大100本)。

ABCプリセットメモリ機能

使用頻度の高い3つの設定値をプリセットできます。

インターフェース

GPIB、RS-232C、USB2.0の通信機能を標準装備。

操作性、安全性

大型液晶、アナログ感覚のロータリノブ、直感的でわかりやすいデザインにより高い操作性を実現
前面と後面に負荷入力端子を装備
感熱可変速ファンの採用と冷却構造の追求により高い信頼性と低騒音を実現
過電流保護(OCP)、低電圧保護(UVP)、逆接続検出(REV)など6種の保護機能を装備

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