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概要
KHA1000は、IEC/EN、JIS規格に対応した単相2線機器用の「高調波/フリッカアナライザ」です。パソコンを使わずに、本機だけで規格試験条件の設定から試験スタート、試験状態のリアルタイムモニタ、限度値に対する合否判定、結果レポートの出力まで簡単な操作で適合試験が可能です。また交流電源(PCR-LAシリーズ)およびラインインピーダンスネットワーク(LIN40MA-PCR-L)を組み合わせて試験システムが容易に構築できます。
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【対応規格】以下の規格の適合試験を行うことができます。
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| 分類 |
規格名表記*1 |
限度値規格番号・版 |
測定技術規格番号・版*2 |
高調波
電流 |
IEC Ed3.0/Ed2.0 |
IEC 61000-3-2:Ed3.0(2005)
EN61000-3-2:2006 |
IEC61000-4-7:Ed2.0(2002)
EN 61000-4-7(2002) |
| IEC Ed2.2/Ed2.0 |
IEC 61000-3-2:Ed2.2(2004)
EN61000-3-2(2000)/A2(2005) |
IEC61000-4-7:Ed2.0(2002)
EN 61000-4-7(2002) |
| JIS 2005/Ed2.0 |
JIS C61000-3-2(2005) |
IEC61000-4-7:Ed2.0(2002) |
| JIS 2003/Ed1.0 |
JIS C61000-3-2(2003) |
JIS C61000-4-7(1997) |
| IEC Ed3.0/Ed1.0 |
IEC 61000-3-2:Ed3.0(2005)
EN61000-3-2:2006 |
IEC61000-4-7(1991)
EN61000-4-7(1993) |
| IEC Ed2.2/Ed1.0 |
IEC 61000-3-2:Ed2.2(2004)
EN 61000-3-2(2000)/A2(2005) |
IEC61000-4-7(1991)
EN 61000-4-7(1993) |
| JIS 2005/Ed1.0 |
JIS C61000-3-2(2005) |
JIS C61000-4-7(1997) |
フリッカ
電圧変動 |
IEC Ed1.2/Ed1.1 |
IEC61000-3-3:Ed1.2(2005-10)
EN61000-3-3(1995)/A2(2005) |
IEC61000-4-15:Ed1.1(2003)
EN 61000-4-15(1998)/A1(2003) |
*1.表中の「規格名表記」は本製品で使用する記号です。
*2. 限度値規格が参照する測定技術規格(新・旧規格に対応)
※測定器に対する要求規格「IEC61000-4-7:Ed2.0」は測定ウインドウ幅:10cycle/50Hz、12cycle/60Hz。次数間高調波測定およびグループ化の導入。測定器に対する要求規格「IEC61000-4-15:Ed1.1」は230V 50Hzの0.5Hz〜33.33Hzに対するフリッカメータ応答。 |
高調波規格
単相2線機器の測定回路(システム構成図/例)
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<システム拡張>
ライン・インピーダンス・ネットワーク(LIN40MA-PCR-L)は、電圧変動およびフリッカの規格試験を行う場合に必要となります。(交流電源とKHA1000の間に接続します。)
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●ライン・インピーダンス・ネットワーク
LIN40MA-PCR-L(受注生産品)
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特長
■パソコン不要で適合判定
試験条件の設定〜テスト実行〜限度値に対する合否判定〜試験結果レポートの出力...といった一連の試験プロセスを、パソコンを使わずに本機だけでおこなうことができます。試験合否やスペクトラムもリアルタイムに画面表示し、また本機から当社交流電源PCR-LAシリーズの制御もできますので、KHAの操作パネルをメインコンソールとした使い勝手の良い試験システムの構築が可能です。
■試験条件かんたん設定
被試験機器(EUT)に合わせた試験条件の設定が容易にできます。設定した試験条件はファイルとして保存できますので、同じ試験条件の再現はもちろん、保存した試験条件設定を再利用して、パラメータの一部を変えて別の設定をおこなうようなことが簡単にできます。条件の類似したEUTを多数試験したいときなど、スピーディーに設定がおこなえます。また設定ミスの防止にも役立ちます。

▲IEC61000-3-2(Ed3.0)クラスCの例
公称電圧の任意入力が可能。指定値の入力範囲は100V〜300Vです。
■規格や用語をガイド!(アシスト機能)
規格に使用されている用語の定義や機器クラスの設定手順を案内する「アシスト機能」が搭載されています。規格に不案内な方でも、アシスト機能を利用することで手早く試験が始められます。
■見やすい画面と便利なリアルタイム測定
表示部に8インチTFTカラー液晶ディスプレイを採用。多様な情報をグラフィカルに表示することにより、被試験機器(EUT)の状態が一目でわかるようになっています。また、測定しながら試験条件を設定・変更する「リアルタイム測定」ができます。従来の試験システムでは、測定と規格合否判定を別ルーチンとして処理する例が多く、結果を得るまで時間がかかってしまいます。しかしKHA1000では、回路の試行錯誤の効果を、判定基準を切り替えながらリアルタイムで確認できますので、開発現場で対策ポイントの洗い出しをおこないたい場合などにたいへん便利です。

●表示機能一覧
| 高調波電流試験 |
| グラフ表示 |
V/I波形 |
| 2D高調波 |
| 3D高調波(3次元表示) |
| THC(Total Harmonic Current) |
| 電流トレンド(入力電流実効値) |
| 高調波電流トレンド(各次数単位で表示) |
| リスト表示 |
リスト(電圧/電流の実効値およびピーク値、有効・皮相・無効電力、力率、THC、POHC、周波数) |
| リアルタイム測定値 |
| 高調波リスト(各次数の高調波電流値) |
| 結果リスト(試験終了後表示) |
| 電圧変動試験 |
| グラフ表示 |
V/I波形 |
| rms波形 |
| St(短時間フリッカ値)波形 |
| CPF(累積確率)曲線 (試験開始後表示) |
| dc波形(試験開始後表示) |
| dmax波形(試験開始後表示) |
| d(t)>3.3%波形(試験開始後表示) |
| リスト表示 |
フリッカリスト |
| (セグメントごとのPst、P0.1、P1s、P3s、P10s、P50sを表示) |
| 結果リスト(試験終了後表示) |
| d測定(手動切替) |
■現行/最新2つの測定技術規格に対応
本機では最新の高調波測定技術規格で定められている「高調波グループ」による測定と従来からの測定方法の2つを搭載しています。「高調波グループ」処理のあり・なしによる計測値の差をリアルタイムに切り替えて比較することができますので、規格の移行時期における試験に威力を発揮します。
■CFカードでパソコン連携(外部メモリ)
試験条件やレポート、画面ハードコピー、データ等の保存にCFカードを採用。パソコンとのデータ受け渡しが簡単です。また規格改定時のバージョンアップもCFカードを利用しフロントパネルから行えます。※CFカードはお客様にてご用意願います。
■PDF/テキスト形式(テストレポート)対応
レポートはCFカードにPDF形式で出力。パソコンでの閲覧、印刷が容易です。またテキスト形式での出力も可能ですので、お客様独自のフォーマットでレポートを作成したい場合などに利用できます。
■試験用電源の品質確認機能を搭載
試験に使用する交流電源の電圧・周波数・ピーク電圧、ひずみ率を測定し、高調波規格試験に適した電源かどうかをチェックする機能を搭載しています。

▲AC電源の確認画面
(JIS C61000-3-2(2005)の場合)
■試験の繰返し性確認に対応
現在測定したデータと過去に測定したデータを比較し、誤差が範囲内に入っているかどうかの確認を行うことができます。高調波規格試験で要求される「繰返し性」の評価に役立ちます。

▲繰り返し性の確認画面
■突入電流測定
トリガレベルを超えた突入電流波形を観測します。電圧の波形も観測できます。
電流レンジは20Aに固定され、最大80Apeakまで測定できます。

▲突入電流測定画面
■基本計測もおまかせ
電圧/電流/電力/力率/皮相電力/無効電力/周波数なども測定可能。波形モニタやトレンド表示、突入電流の測定などもできますので、開発・設計現場の日常作業のツールとしても便利にお使いいただけます。
■かんたん接続
電源入力/負荷出力に分かれた接続方式を採用。接続ミスによる短絡事故の不安を解消します。もちろん負荷端でのセンシングも可能。簡単さと拡張性を両立させました。
■通信インターフェース
GPIB、RS-232C、USBを標準装備しています。
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