HOME > コーヒーブレイク > 休日についての一考察

休日についての一考察
〜休みの日、することがないのは不幸ですか?〜

2009年4月



こんな「みぞゆうの」大不況であっても
律儀?にGW(ゴールデンウィーク)はやってくる。

しかも、今年のGW期間の高速道路は、
件のETC搭載の普通車の料金値下げの影響で、
30キロ以上の長い渋滞箇所が昨年より倍加するのではないか、という。

◆◆◆◆◆◆◆◆

普通に考えれば、連休は、無条件にうれしいものだ。
もちろん私も休日は欲しい。
しかし、こういったニュースを見るにつけ
大勢が一斉に休む、というのは、どうなのだろとう、と思うことしきり。

年末年始、お盆、そしてこのGW。
人気の高い場所は(だからこそなのだが)
どこに行っても混んでるし、待たされるし、高いし・・・。
こんな不況下であっても。

しょうがない、と言えばそれまでだけれど。
出掛けて不機嫌、不愉快になることはあっても、
行って良かったと思うようなことが
年々少なくなってるような・・・。

・・・歳のせい?

休日のあり方、取り方にも、ひと工夫、ふた工夫、
もっと多様であっていいのではないか。

ゴールデンウィークにはどこかへ行かなくてはならない。
「行かないやつは非国民である」、と言わんばかりに、
マスコミが喧伝するのは、今にはじまったことではないが、
予定を立てない方がおかしいと思わされてるようで
どうにも私は不愉快なのだ、この時期。

◆◆◆◆◆◆◆◆

普段は予定、拘束でいっぱいなのだから
こういう時こそ、思いっきり成り行き、計画なし、
というのもいいのではないか。

もしくは余暇としてではなく、
普段集中してできないこと(勉強!?とか)をするとか。
旅行が趣味で先々の連休がそれでいっぱいという人は
それはそれでいい。

しかし、「連休=どこかへ行く」、という暗黙の(?)公式は
もういいかげん止めにしないか。

娯楽の少なかった(であろう)昔なら
お伊勢参りは、一生の内に行けるかどうかもわからないイベントで、
そりゃ楽しみだったろうな、と思う。
ちょっと前の日本人にとっての海外旅行はそうだった。

だが、旅行のありがたみが昔よりも無くなっている。
移動のプロセス自体を楽しむことができなくなってきた。
乗り物に乗る、移動そのものが楽しかった気がする、昔は。

しかし今は、旅行に関わる要素を
ただ消費する(こなす)印象も否めない。
少ない時間で目一杯楽しもうと詰め込むことが
逆に休日をつまらなくしているような・・・。

小人閑居して不善を為す、に似て
休みの日、暇なときの過ごし方に
その人の本質というか本性が出るような気もする。

◆◆◆◆◆◆◆◆

予定がない暇な休日はもったいないという意見もある。

私は以前、歯が悪くて、
長い休みになるとなぜかしくしく痛みだして
休日診療を探したり、休み明けまで鎮痛剤で散らして
過ごすようなことがしょっちゅうあった。

それと一昨年は突発性難聴を患ってしまって
一時、耳閉感や耳鳴りで終日不快、
また再発の不安感で鬱気味になっていたこともあった。

そういうことを体験すると、とりあえず五体満足で、
とりたてて不安もなく、どこかが痛いだ、苦しいがない状態で、
普通にいられることが、
ものすごく有り難いことと思うようになった。
そんなこと若いときは考えたこともなかった。

暇で死にそう、という文句があるが
暇で死ぬやつはいない(たぶん)。

あなたの今日は、昨日亡くなった人が生きたかった今日だ。という。

だから怠惰に生きてはいけいない、ということなのだが
暇な休日だ、と思うことがあったら、
公園にでも行って、自分が元気にいま生きていることを
静かに噛み締めてみるのもいいと思う。

もっともしょっちゅうそんなことをしていたら
浮世離れしてしまいそうだから、時々としたいが・・・。

◆◆◆◆◆◆◆◆

ところで、そういうお前はどうなんだって?
そりゃもうご想像におまかせしますよってに・・・。

お仕着せの休日の過ごし方は
いいかげん卒業しよう、日本人よ。
と、エラソーに言ってみるのだ。

菊水電子工業株式会社 ウェブマスター
藤川 貴記 webmaster@kikusui.co.jp

お願い

ここに記されている内容は、ウェブマスター藤川の個人的な意見や感想です。
帰属する企業、立場での見解ではありません。ご了承のほどお願い申し上げます。

ページトップへ ▲