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菊水という社名の由来は何ですか?
〜キクスイの社名の謎に迫る〜

1999年7月



早いもので、当社がホームページを開設して3年(*)になります。そして、ホームページをご覧いただいた方から連日様々なお問い合わせのメールを頂戴しております。内容の多くは、やはり製品についてのご質問なのですが、ある日「菊水という社名の由来は何ですか?」という、素朴と言えばあまりに素朴なご質問を頂いたことがありました。

*開設:1996年

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当社の前身は創業者が第二次大戦中にはじめた「七生工業研究所」といい、当時は製図器を作っておりました。そして終戦、ふとしたキッカケで手掛けたラジオ修理によって機械屋から電気屋へ転進。ラジオ用ダイヤルをはじめとする通信用部品の製造をおこなう「菊水電波研究所」になりました。「菊水」という名称はこの頃から用いたようです。そして1951年8月「株式会社菊水電波」の創立を経て、現在の「菊水電子工業株式会社」に至っています。

で、なぜ「菊水」なのか? それは、創業者の出身地である七生(ななお:現在の東京都日野市の一部)と関係があります。戦後直後の頃はまだ、戦前の英雄である武将楠正成(くすのきまさしげ)の「七生報国(しちしょうほうこく)」という価値観が根強くあり、創業者はそれと自分の出生地とを重ねて、楠正成の家紋である「菊水」を社名として採用したようです。また、創業者は、当時新しい「電気」という言葉と、古い「菊水」という言葉の組み合わせが面白いと思った、という話もあります。

「菊水」という言葉そのものの語源にも諸説あるようです。中国古来の、源流に菊の園がある川の名であり、その水は長寿の妙薬とされていたという説。また、菊には老いを拭う力があると信じられており、着せ綿といって菊に綿を着せてその香りと露とを移し、それで体を拭いて不老長寿を願ったという故事によるという説等々…。いずれにも共通するのは、「不老長寿」という言葉であり、既に他界した創業者に聞くことはできませんが、会社が元気に長く続いて欲しいという願いを重ねていたのかもしれません。

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その願いの通りか、当社は今年、創立48回目を迎えました。そして50年、更には来世紀に向けて「元気に長く」、皆様のお役に立つ製品を提供し続けられるよう、一同気持ちを新たに日々努力して参る次第です。

菊水電子工業株式会社 ウェブマスター
藤川 貴記 webmaster@kikusui.co.jp

お願い

ここに記されている内容は、ウェブマスター藤川の個人的な意見や感想です。
帰属する企業、立場での見解ではありません。ご了承のほどお願い申し上げます。

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