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お買い物のススメ
〜目の前に「答え」はあるかも〜

2002年1月



8年ぶりに新車を買った。いままで乗っていた車は走行キロ5万強とそれほどでもなかったが、やはり経時変化によるガタがきてしまっていて、あちこちまともに手をいれると修理費用が馬鹿にならない状態になっていた。車は、超高級車やマニア受けする車種は除いて、一般的には 6年で価値はゼロと見なされる。そんな状態の車に投資(修理)するのもどうかと思ったし(昨今は環境意識の高まりから修理して長く使おうという声もあるが、古い車を使い続けることの弊害はどう考えるのだろう?)、また仮に直しても、程なく他の部分が故障しそうな気もしたので、予算は(チョー)きびしいが、この際思い切って買い換えることにした。

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で、休日のディーラー巡りとあいなった。毎度(といっても自分で車を買うのはこれでまだ2回目…)、思うのだが、車のような高額商品の楽しみは、もちろん所有する・使う楽しみであるわけだが、「買う」という行為そのものも楽しみのひとつだ。つまりはディーラーとの「かけひき」がオモシロイのだ。もっとも自分は「かけひき」だと思っていたが、後々考えてみたら、相手の手のひらで転がされていた、という部分もあるが。

金額が百万円単位になるだけに、買う方も売る方も結構気合いが入る。真剣勝負である。私は少しでも好条件で買いたい、ディーラーは何とか自社に決めて欲しい、それぞれあの手この手の知恵の応酬である。私はゲームの類は嫌いで全くやらないのだが、これは楽しい(相当に疲れるが)。「そうかそう来たか!、ん〜なるほど」、と思うような提案をするディーラーもあれば、やる気あるの?と疑いたくなるような対応のディーラーもあったりと、各社対応の違いも興味深い。加えて、いま勢いのあるメーカのディーラーほど(商品そのものの良さに加えて)、顧客応対に感心する部分が多いと感じた。どうすると顧客の心が動くのか、そのつぼを絶妙に突いてくる。

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不景気だ、デフレスパイラルだ、という声の一方で、売れる物はちゃんと売れている。そしてそれにはきちんと理由の積み重ねがあるのだ、と思う。もし仕事の上で、それを感じ取る必要があるなら、まずはお客として身銭を切って実地体験するのがいい。しかも真剣にならざるを得ないような高額な「お買いもの」ほどベター。答えにつながる(かもしれない)エッセンスを感じ取れるはず。あなたにそのセンスがあれば…。

菊水電子工業株式会社 ウェブマスター
藤川 貴記 webmaster@kikusui.co.jp

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