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書籍紹介「仕事・時間・知識・志」

仕事・時間・知識・志〜経営資源は有限資源「ひと・もの・かね」と選択資源「情報」から無限資源「志・知識・情報・仕組み」に変わる〜
下記期間、無料ダウンロードを実施いたします(通常価格500円→0円)!
期間:2013年8月7日(水)17時 〜 8月10日(土)17時

本書は「経営」にまつわる諸知識や経験をしたためたビジネスエッセイです。企業に勤める30代、40代で、いわゆる「勤め人意識」を卒業して、もう少し経営の深いところへ踏み込みたいと思っている(またはそれを求められている)方に向けた「ビジネス書入門"以前"」にあたる一冊です。ドラッカーのマネジメント、コトラーのマーケティング、ポーターの競争理論、クリステンセンのイノーベーションジレンマ・・・と聞いて、「何それ?」という方にとって、本書が、ビジネス・経営の見識を深める「きっかけ」になれば幸いです。

概要(「あとがき」より)

二〇一一年夏盛り、社員向けに僭越ながら「仕事へ向かう姿勢」とも言うべき内容を 「memorandum」としてしたため、配信を開始した。
一年余りで百数十ページを数え、これらを整理し、ファイル名を「時間を経営資源としてきたモノづくり‐現場からの報告‐」とした。
「memorandum」は月次発信としたため、今では時間的にずれを感じる個所もあるが、 その時々の話題を発信してきた経緯もあり、修正は不自然なところのみにとどめた。「memorandum」のネタもそろそろ尽きかけた頃、 一九九三年発刊のドラッカー著「ポスト資本主義社会」(ダイヤモンド社刊)を ネタ探しのつもりで、ぱらぱらとめくっていた。 そこには今起きている「知識社会」到来のことが、 20年も前にドラッカー博士によって書かれていた。 訳者あとがきに「今は、そのような意味で歴史上の大転換期である。 ドラッカーによれば一九六五年頃から始まり、二〇一〇年あるいは二〇二〇年ごろまで続くだろう、という」と。 この事を裏付けるように、アップル社の絶好調が目の前で続いている。
「ポスト資本主義社会」を読みながら、 深い感動の裏には満たされていない自分がいた。 時同じく北方謙三著「水滸伝」を読んでいた。 物語は英傑たちの「志」の物語で、登場人物たちは際立った個性あふれる決め技を持ち、乱れきった北宋の世を糺して行く。 この物語は私に「知識社会」における事業、特にマネジメント層の有り様を教えてくれた。 「知識社会」をわがものにするには、高い「志」を以って初めて事がなることを 「梁山泊の英傑」たちは教えてくれた。 胸のつかえが晴れ「ポスト資本主義社会」の感動に十分に浸ることが出来た。
「知識」を経営資源とする時代の会社はどのようになるか?  資本主義が変わる節目に遭遇しているひとりとして、この大転換は魅力的かつ誘惑的に映った。 私なりに探ってみたいと浅学非才をも顧みず新しいファイル 「変わる資本主義、経営資源は知識となる」に執りかかることにした。
私は研究者でもなければ学者でもない。が、ながく会社の経営に携わってきたひとりとして、 この目の前の「大転換時代」を自分なりに思い描いてみようと、無謀にも挑戦した次第である。 

目次

仕事・時間・知識・志
経営資源は有限資源「ひと・もの・かね」と選択資源「情報」から
無限資源「志・知識・情報・仕組み」に変わる

まえがき

「時間」を経営資源としてきた「モノづくり」−現場からの報告−
  • 第一章 市場
    ラボ用機器の特徴、民生市場とは違いロングライフ
    伸びない理由
    右肩下がりの時代、営業の役割
    アダム・スミスの「(神の)見えざる手」
    ランチェスター戦略
    ランチェスター戦略三つのノウハウ
    弱者五つの戦略
    勝負に勝つルール
    ブランドとは信用そのもの
    アシスト情報バンク
    Voice of Customers (顧客問い合わせ窓口)
    スティーヴ・ジョブズ アップルキャンパスでの思い出
    メモランダム
    マイケル・ポーター
    ジョゼフ・シュンペーター
  • 第二章  組織活動
    組織活動とは凡人を非凡にする活動
    組織は何のためにあるか?凡人を非凡な優れた人材にする。
    時間を創出しよう
    マネジメント五禁+一
    規則、決まりは変え続ける必要がある
    宝探しで旧習を破れ
    インフォーマルなコミュニケーションがものごとを決める
    AE86開発、覗き見
    稲盛和夫
    松下幸之助
    ジャック・ウエルチ
  • 第三章  計画・実績
    問題は差である
    価格は設計するもの
    新規事業の必要性
    最近のビジネスモデル、床屋チェーン、シネコン、AKB48
    予算作成でスキルUPをはかれ
    売上予算
    番外一 昇給原資はどこから?
    番外二 賞与の性質
    番外三 付加価値
    番外四 これからも付加価値向上が見込める製品
    ピーターの法則、創業社長に教わった最新ビジネス論
    セオドア・レビット、マーケッティング理論の先駆者
  • 第四章 社員であること
    社員の権利と義務
    役職・肩書きは偉さを表さない
    優先順位を常に意識する
    モチベーションは自分で作るもの
    コミュニケーションは業績に直結する
    コモンセンス、集団規範の閾値
    ビジネスアスリート集団
    5S
    報・連・相
    河合隼雄
  • 第五章  商品力・技術力
    商品力とは、設計者も気付かない潜在力を言う
    モノに学べ、モノが発する真実を聴け
    空洞化・自動車関係者の危機感
    ロードマップは水先案内人
    軽薄短小・極小微細の世界
    実装技術は製品に魅力を付加した
    製品開発・市場開発の連携
    製品改廃
    アイデンティティーある企業に
    土光敏夫、東芝を再建した経営哲学
    イザヤ・ペンダサンの日本人論
  • 第六章  品質・納期
    信頼は日本人の資産
    品質を文化とした日本人
    クレームを事業機会と捉える
    クレームが新製品を生んだ話
    クレームをきっかけに製品の改良ができた話
    不具合対策に要した実費を戴いた話
    クレーム心得
    納期は守ってなんぼ
    情報セキュリティ・ISMS
    城山三郎のリーダー論
  • 第七章  経営資源 時間・現在
    主役交代(パラダイムシフト)
    「ソリューションビジネス」はIBMが始めた
    What to do, How to do
    やらないリスクは計算できない
    クレイトン・クリステンセン教授が描く電気自動車
    プロダクトマネージャーを育てる必要がある
    面授・ここ一番のコミュニケーション
    八起会 倒産社長の集まり
  • 第八章  経営資源 時間・未来
    時間は無二の経営資源である
    ものの値段の決まり方
    価格競争力はタイムセーブから生まれる
    コストはかかった時間そのもの
    技術・技能の空洞化とはモノづくりが出来なくなること
    パソコン、ケイタイは数年前まで知識集約型の代表選手だった
    標準化はともすれば、わが首を絞める
    時間には限りがある
    為替は必ずしも国の経済的実力を反映しない
    福沢諭吉
    国家の独立と、外交の心得
  • 第九章 日本のモノづくり
    「Life」から「Nature & Life-support」へ
    将来へ備える
    二〇五〇年、未来予測(週刊ダイヤモンド、二〇一一年十二月三日号より)
    アルビン・トフラー教授の四〇年前の予測とこれから四〇年
    安部公房が描く鰓(えら)を持った子供たち
    われわれの事業は何か、時代の変わり目に問う

変わる資本主義、経営資源は「知識」となる
  • 第十章 転換点にある資本主義
    経営資源が変わる
    「知識」が価値創造の中心となる社会
    「知識」を経営資源化する
    無限資源「知識」を経営資源として
    「志」
    「知識」を資源とする組織は水平分業型となる
    サロー博士提唱のCKO
    これからの日本、「超高齢化」という経営資源
    第二の神話崩壊・福島原発事故
    ロボットが得意とする領域
  • 第十一章 「知識」を経営資源とする会社の仕組み
    ピラミッド型、文鎮型組織
    「知識」を資源化する、「質」の見極め、「自発性」の醸成
    MRC(マネジメントローテーション サークル)について
    MRCについての説明
    各階層の役割と期間
    各部門・部のミッション

あとがき・参考文献

著者略歴

大野博文
一九四五年佐賀県鳥栖市生れ。一九七三年國學院大學第二文学部卒業。電子部品会社、自動車部品会社等の取締役。自動機生産会社、電子部品商社代表取締役等を経験。現在、菊水電子工業株式会社 特別調査役。

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