ユニットタイプ多機能 直流電子負荷装置
PLZ-Uシリーズ

概要・特長

負荷ユニット2モデル(75W/150W)、フレーム2モデル(3ch/5ch)
最高スルーレート2.4A/μs(PLZ150U)の高速応答
入力動作電圧0Vモデル(PLZ70UA)
最大5台まで負荷ユニット(同一モデル)の並列運転が可能
タイマ機能と時間・電圧計測機能により電池の放電特性評価が可能
シーケンス機能、スイッチング機能搭載
GPIB、RS-232C標準装備
●写真はPLZ-50Fに負荷ユニットを4台実装した例
※ブランクパネルはフレームに付属しています(PLZ-30Fは2枚、PLZ-50Fは4枚)
※ブラケットは別売オプションです
製品ギャラリー


ラインアップ

PLZ70UA 75W/15A、0V-150V、ユニットタイプ多機能電子負荷
PLZ150U 150W/30A、1.5V-150V、ユニットタイプ多機能電子負荷
PLZ-30F 3chフレーム
PLZ-50F 5chフレーム
※負荷ユニット単体では動作しません。使用にはフレームが必要です

概要

近年のトレンドである「半導体の低電圧化・高速化」は、パワー部となるSW電源、バッテリ、DC/DCコンバータ等への要求であるとともに、試験に使用される電子負荷への要求事項でもあります。また「パワー部の多出力化」や「チャンネルの組み替えを簡単におこないたい」というニーズから「多チャンネル化しやすいプラグイン形態の電子負荷」を求める声も多く、これらの要求をトータルに満たせる電子負荷装置が待たれていました。PLZ-Uシリーズは、このような背景から開発されました。
PLZ-Uシリーズは定電流、定抵抗、定電圧、定電流+定電圧、定抵抗+定電圧の5つの動作モードをもつ、小型・高性能のユニットタイプ直流電子負荷装置です。本体は、「フレーム」と「負荷ユニット」で構成され、コントロール部となる「フレーム」に「負荷ユニット」を挿入して使用します。フレームPLZ-30Fでは3チャンネル、フレームPLZ-50Fでは5チャンネルまで負荷ユニットを実装することができます。さらには負荷ユニットの並列運転が可能ですので、75Wから750W(*1)まで、被試験物の出力に応じて電流容量や電力容量をフレキシブルに変更することができます。
また、最高スルーレート2.4A/μs(*2)の高速応答と10μA(*3)の最小設定分解能に加え、ソフトスタート機能、可変スルーレート、スイッチング機能、ABCプリセットメモリ、4本のセットアップメモリ、シーケンス機能、またタイマと時間・電圧計測機能の組み合わせにより電池の放電特性評価を可能にするなど、多彩な機能を備えています。
通信機能としては、GPIBおよびRS-232Cを標準装備。各インターフェースは、IEEE488.2に加え、SCPI(Standard Commands for Programmable Instruments:試験・計測装置向けに考案された共通コマンド)にも対応しております。

*1:PLZ-50FにPLZ150Uを5台実装した場合
*2:PLZ150Uにて
*3:PLZ70UAにて

特長

小型軽量

19インチラック幅で高さ3U、重さは3チャンネルで約11kg、5チャンネルで約17kgと小型、軽量、省スペースです。

高速応答

定電流モードでは、電流の立上り、立下りスルーレートで2.4A/μs(立上り、立下り時間換算で約10μs:PLZ150Uの場合)が可能です。直流電源の過渡応答試験や擬似負荷として、実負荷に近いシミュレーションが可能です。

高精度・高分解能

3レンジを内蔵し、広いダイナミックレンジと高精度を両立しています。最大5桁表示の電圧・電流・電力測定機能と、10μA(PLZ70UA)、20μA(PLZ150U)の最小設定分解能を実現しています。

可変スルーレート

定電流モード、定抵抗モードでは電流スルーレートを連続可変できます。スイッチング動作時の配線インダクタンスによる過渡的な電圧降下や、定電圧電源等のトランジェントの抑制が可能です。

0V入力対応

PLZ70UAは入力動作電圧0Vモデルです。燃料電池の単セル試験では必須の性能です。また、低消費電力化および半導体プロセスの微細化のため、半導体デバイスはますます低電圧化されており、これらの電源の評価にお使いいただくことができます。

多チャンネル

PLZ-50Fは5チャンネルまで、PLZ-30Fは3チャンネルまで実装することができます。各チャンネルはアイソレーションされ、それぞれ独立動作または連動動作が可能です。フレームには異なった負荷ユニット(PLZ150UおよびPLZ70UA)を搭載することができます。

並列運転で大容量化が可能

隣り合う同一種類の負荷ユニットにおいて最大5台までの並列運転が可能です。例えばPLZ-50Fに5台並列でPLZ70UAなら375W、PLZ150Uでは750Wの負荷装置として動作させることができます。

負荷シミュレーションを可能にするシーケンス機能

定電流、定抵抗モードでは最小1ms間隔で最大255ステップのシーケンスプログラムを設定できます。チャンネルごとに独立した設定を同時に実行可能です。

外部コントロール機能

各チャンネルごとに外部電圧リファレンスの入力や、ロードオン・オフが可能です。フレームコントロール端子からはチャンネル連動したABCプリセットメモリの呼び出し、セットアップメモリの呼び出し、およびロードオン・オフが可能です。

フレーム制御

複数のフレームを接続することにより、1台のフレームから複数のフレームを制御できます(合計最大5フレーム)。ロードオン・オフやプリセット値の呼び出しが可能です。

その他

  • パネル設定を保存するセットアップメモリ機能
  • 使用頻度の高い3つの設定値をプリセットできるABCプリセットメモリ機能
  • GPIB、RS-232Cの通信機能を標準装備
  • アナログ感覚のロータリノブと直感的でわかりやすいデザインにより高い操作性を実現
  • 前面と後面に負荷入力端子・リモートセンシング端子を装備
  • 感熱可変速ファンの採用と冷却構造の追求により高い信頼性と低騒音を実現
  • 過電流保護(OCP)、低電圧保護(UVP)、逆接保護(RVP)など6種の保護機能を装備

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