多機能 直流電子負荷装置
PLZ-4Wシリーズ

制御・操作支援機能

制御・操作支援機能

ロードオン・オフ動作

ロードオン・オフ動作には通常操作のほかに下記の種類があり、ご使用状況にあわせた動作を選ぶことができます。

  • ロードオンの状態で起動
  • ロードオンの経過時間を表示
  • 一定時間経過時間後にロードオフ
  • リレー等の外部信号によってロードオン・オフ

シーケンス機能

任意に設定したシーケンスパターンを内蔵メモリに保存できます。シーケンスプログラムはノーマルシーケンスが10個、ファーストシーケンスが1個保存できます。各プログラムはノーマルシーケンスが256ステップ、ファーストシーケンスが1024ステップ保存できます。編集は大型液晶ディスプレイ(LCD)を見ながらパネルよりおこなうことができます。

●ノーマルシーケンス


各ステップごとに実行時間を割り付けることができ、PAUSEによる一時停止や、外部のトリガ入力による一時停止の解除も設定できます。


●ファーストシーケンス


各ステップを高速に実行します。時間分解能が高いため、高速のシミュレーションが可能です。各ステップは等間隔で1024ステップまで可能です。


設定パラメータ ノーマルシーケンス ファーストシーケンス
動作モード CC、CR、CV、CP CC、CR
最大ステップ数 256 1024
ステップ実行時間 1ms〜999h59min 25μs〜100ms
時間分解能 1ms(1ms〜1min)
100ms(1min〜1h)
1s(1h〜10h)
10s(10h〜100h)
1min(100h〜999h59min)
25μs(25μs〜100μs)
100μs(100μs〜100ms)

[関連製品]シーケンス作成・制御ソフトウェア「Wavy」


「Wavy(ウェーヴィー)」は、菊水電子製電源・負荷装置のシーケンス作成を支援するためのソフトウェアです。マウスを使ってお絵描き感覚&表計算感覚でシーケンスを作成・編集できます。

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リモートセンシング機能

負荷線の電圧降下を補償して正確に抵抗、電圧を設定したり、電圧や電力を測定したい場合に使用します。特に、定電圧、定電力および定抵抗モードにおける過渡特性が改善されるため、動作の安定にもつながります。(補償可能電圧:片道2V)

スイッチング機能

定電流モードおよび定抵抗モードにて、最高20kHzでのスイッチング動作が可能です。またレベル、周波数、デューティ比などの設定パラメータはロードオン中でも変更することができます。

【設定パラメータ】


  • 動作モード:CCおよびCR
  • デューティ比設定:5%〜95%、0.1%ステップ
  • 周波数設定範囲:1Hz〜20kHz
  • 周波数設定分解能:
    • 1Hz〜10Hzにて0.1Hz
    • 10Hz〜100Hzにて1Hz
    • 100Hz〜1kHzにて10Hz
    • 1kHz〜20kHzにて100Hz
  • 周波数設定確度:±(0.5% of set)
    ※デューティ比設定の最小時間幅は10μsです。

ソフトスタート機能

定電流・定抵抗モードにおいて、被試験器の出力電圧が立上ってからの電流立上り時間を可変できる機能です。試験する機器の出力電圧の立上り時間に合わせて、本機の立上り時間を可変することができますので、実際の負荷に近い試験がおこなえます。(ソフトスタート時間:1、2、5、10、20、50、100、200msより選択可)

ショート機能

定電流モードおよび定抵抗モードで動作中に、瞬時にレンジの最大電流値(定電流モード時)または最小抵抗値(定抵抗モード時)に設定できます。またJ1コネクタに接点信号が出力されていますので、外部のリレー等を駆動して被試験器の出力をショートすることもできます。

経過時間表示と自動ロードオフタイマ

経過時間表示、UVP(低電圧保護)、ロードオフ電圧表示、自動ロードオフタイマの4つの機能を組み合わせることにより、電池の放電試験に便利な「放電の開始から終止電圧までの時間測定」および「放電開始から一定時間経過後の閉路電圧測定」の2つの試験をおこなうことができます。

コンフィグレーション設定

動作や通信環境等の設定機能です。設定内容は、本機のメモリにストアされ、電源投入時に呼び出されます。

  • 並列運転台数・マスタ/スレーブ設定
  • 電源投入時のロードオン、ロードオフ
  • 電源投入時のキーロックオン、オフ
  • GPIB/RS-232C/USBの選択
  • GPIBアドレス
  • RS-232C通信速度
  • 外部電圧リファレンスを使用する動作モード
  • ロードオン外部コントロールの極性(Low/High)

応答速度設定

本機は入力電流や電圧を検出し、その値を負帰還制御することで動作しています。その負帰還制御の応答速度(Response)を下記のように設定することができます。定電流モード(定電流+定電圧モード)および定抵抗モード(定抵抗+定電圧モード)で使用できます。負荷配線の長さやループの大きさによって起きる動作不安定等に対して、応答速度を遅くすることで安定な動作を確保することができます。

  • 1/1:通常の応答速度
  • 1/2:通常の2倍遅くなります
  • 1/5:通常の5倍遅くなります
  • 1/10:通常の10倍遅くなります

ABCプリセットメモリ

各モードの各レンジごとにA、B、Cの3つのメモリがあり、設定値を保存することができます。保存された設定値は、ロードオン中でも自由に呼び出し、保存ができます。定電流+定電圧、定抵抗+定電圧モードでは、定電流および定電圧、定抵抗および定電圧の両方のメモリの呼び出し、保存ができます。

セットアップメモリ

セットアップメモリは、下記設定値を100個まで保存できます。

  • 動作モード(CC/CR/CV/CP、+CVの有無)
  • 保存時の電流値/抵抗値/電圧値/電力値
  • レンジ設定
  • スルーレート値
  • スイッチング周波数/デューティ比/レベル/時間
  • 保護設定
  • ABCプリセットメモリの内容

豊富な保護機能

過電流保護(OCP)、過電力保護(OPP)、過電圧保護(OVP)、低電圧保護(UVP)、過熱保護(OHP)、および逆接続検出(REV)の保護機能を搭載しています。また外部TTL信号入力によってロードオフする「アラーム入力検出」も備えています。

サンプルプログラム

PLZ-4Wシリーズ用のサンプルプログラムを当WEBよりダウンロードできます(無料)。サンプルプログラムとして、セットアップメモリの内容をフロッピーなどのメディアから読み込む、または保存するためのユーティリティソフト[MEMcopy]、シーケンス編集ソフト[StepEdit]、そして計測データ収集やGUIリモコンなどVisual Basicのアプリケーションおよびそのソースコード[VBサンプル]をダウンロードできます。これらのソフトおよびUSBドライバをUSB搭載のWindowsパソコン(98以降に対応)にインストールし、PLZ-4Wシリーズ(本体)とUSBケーブルでつなげば、手軽に測定をはじめることができます。

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