電気安全規格試験マルチアナライザ
TOS9300シリーズ

仕様[インターフェース/その他の機能]

仕様

    特に指定のない限り、仕様は下記の設定および条件に準じます。
  • ウォームアップ時間は、30 分(電流を流した状態)とします。
  • TYP:周囲温度 23 ℃の代表的な値です。性能を保証するものではありません。
  • set:設定値を示します。
  • range:各レンジの定格を示します。
  • 各試験の略字を次のように記載します。
    ACW: 交流耐電圧、DCW:直流耐電圧、IR:絶縁抵抗、EC:アース導通、LC:漏れ電流、TC:接触電流、PCC:保護導体電流、Patient:患者漏れ電流、Meter:メータモード

インターフェース

項目 TOS9300 TOS9301 TOS9302 TOS9303 TOS9303LC
REMOTE 5 ピン DIN コネクタ。下記のオプションを接続して試験開始/終了のリモートコントロール。
  1. リモートコントロールボックス RC01-TOS、RC02-TOS
  2. 高圧テストプローブ HP01A-TOS、HP02A-TOS
(ただし、試験電圧が 4 kVac、5 kVdc 以下の場合)
SIGNAL I/O D-sub 37 ピンコネクタ。端子配列は こちらを参照。
機能 インターロックの作動/解除、セットアップメモリー呼び出し、自動試験のプログラム呼び出し、試験の開始/終了、試験中/電圧発生状態のモニタ、試験ステータスのモニタ、判定結果のモニタ、自動試験のステップ実行状況のモニタ、保護機能の作動状態のモニタ
入力仕様 入力信号はすべてローアクティブ制御。入力端子は抵抗により +12 Vにプルアップ。入力端子の開放はハイレベルの入力と等価。
ハイレベル入力電圧 11 V ~ 15 V
ローレベル入力電圧 0V ~ 4V
ローレベル入力電流 最大-5 mA
入力時間幅 最小 5 ms
出力仕様 出力方式 オープンコレクタ出力(4.5 Vdc ~ 30 Vdc)
出力耐電圧 30 Vdc
出力飽和電圧 約 1.1 V(25 ℃)
最大出力電流 400 mA(TOTAL)
STATUS OUT オプション製品用の出力端子。
+ 端子(赤) +24 V を出力。出力条件はコンフィグ設定のStatus Output で設定可能。
- 端子(黒) +24 V 回路コモン。
SCANNER MINI DIN8 ピンコネクタ。オプションの高電圧スキャナTOS9320 用 端子。最大接続台数は 4 台 16 チャンネル。
USB(ホスト) 標準A タイプソケット、FAT32、32 GB 以下 USB2.0 仕様に準拠、通信速度 12 Mbps(Full speed)
リモートコントロール 電源のオン/オフ、キーロック、自動試験以外の全機能をリモートコントロール可能。
RS232C ハードウェア D-sub9 ピンコネクタ(EIA-232D に準拠)
通信速度:9600 / 19200 / 38400 / 57600 / 115200 bps
データ長:8bit、ストップビット:1 bit、パリティ:なし、フロー制御:なし/ CTS-RTS
メッセージターミネータ 受信時 LF、送信時 LF
USB(デバイス) ハードウェア 標準 B タイプソケット
USB2.0 仕様に準拠、通信速度 480 Mbps(High Speed)
メッセージターミネータ 受信時:LF または EOM、送信時:LF+EOM
デバイスクラス USBTMC-USB488 デバイスクラス仕様に準拠。
LAN ハードウェア IEEE 802,3 100Base-TX/10Base-T Ethernet Auto-MDIX 対応
IPv4, RJ-45 コネクタ
対応規格 LXI 1.4 Core Specification 2011
通信プロトコル VXI-11、HiSLIP、SCPI-RAW、SCPI-Telnet
メッセージターミネータ VXI-11、HiSLIP: 受信時 LF またはEND、送信時LF + END
SCPI-RAW: 受信時 LF、送信時 LF
表示部 7 インチLCD

その他の機能

項目 TOS9300 TOS9301 TOS9302 TOS9303 TOS9303LC
自動試験 ACW、DCW、IR、EC を組み合わせて自動実行。LC の場合は TC、PCC、Patient のみで組み合わせが可能。
試験条件メモリー セットアップメモリ 試験条件(ACW、DCW、IR、EC、 LC)を 51 通りまで保存。
プログラムメモリ プログラム(ACW、DCW、IR、EC)の組み合わせを 100 ステップ、100 通りまで保存。
プログラムメモリ(LC) プログラム(TC、PCC、Patient)の組み合わせを 100 ステップ、100 通りまで保存。
試験結果メモリー 単独試験、自動試験の直近の試験結果を 1000 個まで記録。電源をオフにするとクリアされる。CSV 形式でUSB メモリーに保存可能。
システムクロック 校正日時、試験実施日時を記録
記録可能日時 2038 年まで
校正期限設定 設定した期限を過ぎると電源オン時に警告。警告時に保護機能を作動させるか、表示部の警告表示のみにするか選択可能。
測定値の表示 測定値の最大値/最小値を表示可能。
通常 試験中に測定値を表示。最大値/最小値は保持しない。
最大値/最小値表示 耐電圧(ACW / DCW)試験では電流測定値の最大値、絶縁抵抗(IR)試験では抵抗測定値の最小値、アース導通(EC)試験では抵抗測定値または電圧測定値の最大値を表示。
試験の開始方法 Double Action STOP スイッチを押すと表示部に 0.5 秒間「READY」と表示され、その間にSTART スイッチを押したときのみ試験を開始。
Momentary START スイッチを押している間のみ試験を実行。
Start Long START スイッチを 1 秒以上押したときのみ試験を開始。
PASS 判定の表示時間(Pass Hold) PASS 判定結果の表示を保持する時間(0.05 s ~ 10.00 s)か、または STOP スイッチが押されるまで保持(Infinity)するかを設定。
STOP 信号の無効化(Fail Mode) SIGNAL I/OコネクタとREMOTE コネクタに接続した機器から、FAIL 判定結果と PROTECTION 状態が解除できないように設定可能。
キー操作のロック(Key Lock) キー操作をロックして、設定値の変更、メモリーやプログラムの上書きなどの誤操作を防止。
保護機能 試験中に保護機能が作動した場合は、即時に出力が遮断されて試験が停止する。 LC 試験の場合は、EUT への給電が中止され、A 端子、B 端子間が開放される。保護機能が作動する条件は下記のとおり。
INTERLOCK インターロックが作動中。
POWER SUPPLY 電源部に異常がある。
OUTPUT ERROR 下記の規定の範囲を超える出力電圧が検出された。
ACW、DCW、IR 試験:±(10 % of setting + 50 V)
EC 試験:±(10 % of setting + 2 A)
OVER LOAD 下記の規定の範囲を超える出力電力が検出された。
ACW:550 W、DCW:110 W または 50 mA、IR(7200 V 試験):110 W または 25 mA、IR(-1000 V 試験):2 mA、EC:240 VA、LC:AC LINE OUTの電流が約 15.7 Aを超えたとき、または電力が 1600 VAを超えたとき。
OVER HEAT 本製品の内部温度が異常に上昇した。
OVER RATING 耐電圧試験時に、出力電流が出力時間の制限を超えた。
CAL 設定した校正期限が過ぎた。
REMOTE REMOTE コネクタの脱着が行われた。
SIGNAL I/O SIGNAL I/O コネクタのENABLE 信号に変化があった。
COMMUNICATION 内部通信に異常があった。
OVER RANGE 測定レンジの最大値を超える値が測定された。
MEASURE LC 試験の測定チェックで異常が検出された。
SHORT LC 試験でリレー動作の異常が検出された。
EARTH FAULT 接地方式(GND)の設定が Guard の場合に、本製品の高電圧出力部から接地部に
異常な電流が流れた。
SCAN I/F スキャナ動作中にインターフェースケーブルが外れた。または、チャンネル設定されたスキャナが検出されなかった。

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