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回路方式(入力仕様)の違いについて
関連する製品:耐電圧試験器全般

当社の耐電圧試験器は、回路方式の違いで下記の2種類に分けられます。

・スライダック方式
・スイッチング方式(PWMアンプ方式)

スライダック方式

電源トランスを搭載し、スライダック(可変単巻変圧器)で
必要な電圧値に変換する構造の製品です。
電源入力は、トランスの仕様とそれに付随する±15Vなどの
レギュレータの入力使用範囲によって決まります。
このタイプの製品は100V±10%といった入力電圧範囲になります。

この方式の利点は
・構造がシンプルなので比較的廉価
・直感的に操作できる(パネルのスイッチ=機能)

難点としては
・入力変動が出力に影響しやすい
・出力周波数は入力周波数に依存する(例:50Hz地区で60Hz出力はできない)
・海外で使用する場合はトランス交換工事(有償)が必要
・質量が大きい(電源トランスが重い)

となります。

この方式を採用した製品
・860(A)
・871
・865(A)(AZ)(Z)
・866(A)(AZ)(Z)
・863(A)
・TOS8850
・TOS8750
・TOS8650(A)
・TOS8651
・TOS8630
・TOS8610
・TOS8830
・TOS8030
・TOS8040
・TOS5050(A)
・TOS5051(A)
・TOS5030

なお、入力変動対策および周波数可変が必要な場合は。
耐電圧試験器の入力に交流安定化電源(当社のPCRシリーズなど)を使用することで
その手当とすることができます。

スイッチング方式(PWMアンプ方式)

高電圧を発生できるスイッチング電源(PWMアンプ)を使用した製品です、
入力電圧を整流、直流出力に変換・昇圧(交流の場合は直交変換)し、
試験に必要な高電圧を生成します。
スイッチング電源の採用により入力はユニバーサル仕様となり
このタイプの製品は改造工事なしで世界の電源電圧下で使用することができます。

この方式の利点は
・入力変動に強い(入力電圧・周波数にかかわらず安定した出力が可能)
・ユニバーサル入力対応
・スライダック方式よりも小型・軽量
・ライズタイムコントロールなどの自動制御が可能

逆に難点としては
・構造が複雑な分、比較的高価
・CPU制御のため(メニュー構造)のため、操作がややわかりにくい面がある

です。

この方式を採用した製品
・TOS9200
・TOS9201
・TOS9213A(DC)
・TOS9213AS(DC)
・TOS5300
・TOS5301
・TOS5302
・TOS5200
・TOS5052
・TOS9000(リニアアンプ方式)

従来はスライダック方式の製品が主でしたが、
工場の海外展開や自動試験のニーズの高まりから
安定性や機能性に優れたスイッチング方式(PWMアンプ方式)の製品に
移行しつつあります。



登録日2013-11-18
カテゴリ安全関連試験機器
FAQ管理番号2000072
閲覧回数8089

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